使い幅180?、奥行き44?、高さ40?の食器棚2期に背板を付けるという改造。棚を部屋の中央付近に配置し、背板が裏にならず見える事になる可能性があるという事と、掃除をしやすい様な表面仕上げにして欲しいとの事だったので、ウレタン塗装にしてある。
通常のこのタイプの作りだと、背板を新規に取り付けるのは易いが、こちらは前面の扉がアコーディオン状に背面にスライドして開閉するので、作りと細工には制約が生じた。
具合や取り合いを確認しながら、収め方を決め、凹んだ金色の縁を生かしながらの意匠にした。
同時に、金色ラインと、端に多くあった破損や欠損の補修、彩色を行なっている。
Copyright 2016 DOUGUYA.TASAKI - douguyatasaki.com - All rights reserved.