使い幅180?、奥行き44?、高さ40?の食器棚2期に背板を付けるという改造。棚を部屋の中央付近に配置し、背板が裏にならず見える事になる可能性があるという事と、掃除をしやすい様な表面仕上げにして欲しいとの事だったので、ウレタン塗装にしてある。

通常のこのタイプの作りだと、背板を新規に取り付けるのは易いが、こちらは前面の扉がアコーディオン状に背面にスライドして開閉するので、作りと細工には制約が生じた。

具合や取り合いを確認しながら、収め方を決め、凹んだ金色の縁を生かしながらの意匠にした。

同時に、金色ラインと、端に多くあった破損や欠損の補修、彩色を行なっている。

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